03月:青い妖精「舟曳き祭り」と「巫女舞」(福島県耶麻郡磐梯町)
祭り名:舟引き祭りと巫女舞 神社名;磐梯神社
(福島県重要無形民俗文化財)
場 所 :福島県耶麻郡磐梯町 磐梯神社境内
開催日 :毎年3月21日(春分の日)12時~15時
取材日 :平成18年03月21日
☆祭の見どころ☆
なんと巫女舞の衣装がブルー 、青い妖精の舞が見られます。
☆祭の様子☆
この日は11時頃より大変な雪が降り、帰る頃には車がすっぽりと雪に覆われました。
巫女舞役の女の子たちは長靴をはき、すそをたくし上げて、難儀しながら神社に集まりました。
*巫女舞*12:15~
巫女舞は幼稚園から中学生までの女の子が舞い手となり、お囃子は太鼓、小太鼓、つづみ、笛を大人が受け持ちます。
お囃子は一定のリズムの繰り返し、巫女舞は一定の所作の繰り返しです。
演目は「榊の舞」「弓の舞」「太刀の舞」。
*舟引き*14:00~
長さ2.7m、幅34cmの太い舟型の木の台に新たに編んだ俵を3俵積み重ねて幣束(へいそく)を1本立て、台の両端には長くて太い綱を2本ずつ縛りつけ東西の向きに置きます(もと俵には白米をいれたらしい)。一同が綱につかまると大太鼓を合図に引き始めます。近年引き手には地域の人々も加わっており3回引き合い、東が勝てば豊作で米の値段が上がり、西が勝てば凶作で米の値段が下がるといわれています。
*そばの振る舞い*
当日磐梯町そば打ち愛好会によるそばの振る舞い(無料)があります
磐梯町そば打ち愛好会は毎年11月の金砂郷そば打ちフェスティバルにも参加しています。祭りで知り合ったおじさんとフェスティバルでも顔をあわせることが出来ました。
また記念に紅白の饅頭をいただきました。
*撮影見学の方は雪への備えが必要です*
この日大雪のため帰り磐越道は通行止め、一般道は大渋滞で難儀しました。
「舟引き祭りと巫女舞」05写真帖をご覧ください。
最近のコメント