柳橋岩戸神楽(茨城県古河市)
柳橋岩戸神楽 (柳橋永代太々神楽)
古河市柳橋(旧猿島郡総和町) 愛宕神社
第二座 五行の舞
中央に黄色い幣束がおかれている。
そこに素面で、青、赤、白、黒の幣束をもち、右手に鈴の四人の舞手が現われる。
青は東、赤は南、白は西、黒は北の方角を、中央の黄色は土の神を表す。
また、天地創世に必要な五元素を意味するともいわれ、黄の幣束の周りを舞うことは、国を堅固にすうるための舞であるといわれる。
第三座 那岐那美(なぎなみ)の舞
伊邪那岐命(いざなぎのみこと)と伊邪那美命(いざなみのみこと)の二神が榊と鈴を持ち、中央と四方で右廻りや左廻りの舞を舞う。
神々を生み出したとされているこの二神の喜びを表したもので、子孫繁栄あるいは開運を祈る舞である。
(現地で配布のパンフレットより転記)
出雲-鷲宮の流れを汲む十二座神楽。平成3年に復興。
演目は、「奉幣之舞」、「五行之舞」、「那岐那美之舞」、「翁之舞」、「猿田之舞」、「蟇目(ひきめ)之舞」、「天狐白狐之舞」、「稲刈之舞」、「蛭子(ひるこ)之舞」、「尉(じょう)之舞」、「磐戸開之舞」、「山神之舞」
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