03月:第1回子ども民俗芸能交流会 中田永代太々神楽
第1回子ども民俗芸能交流会 文化を受け継ぐ・伝統を育むこころ
開催日:平成20年3月16日(日)午前10時50分から午後3時(昼休み無し)
会 場:大和ふれあいセンター(シトラス)ホール
桜川市羽田989-1
中田永代太々神楽 古河市 中田永代太々神楽保存会
演目は「第二座 五行の舞(ごぎょうのまい)」
「第三座 那岐・那美(なぎ・なみ)の舞」
(伊邪那岐命(いざなぎのみこと)、伊邪那美命(いざなみのみこと)の舞」)
古河市中田町の鶴峯八幡神社に継承されている永代太々神楽。
江戸時代中期の享保10年(1725)に起こり、近郷近在の神職たちにより例大祭の時に奉納されてきました。
神楽は「出雲流神楽」で「十二座神楽」とも呼ばれ、神話の天地開闢(てんちかいびゃく)の舞をはじめとして日本神話に登場する神々の舞です。
無病息災、五穀豊穣、家内安全を祈願して奉納さています。
※五行の舞(ごぎょうのまい)、那岐・那美(なぎ・なみ)の舞の解説
柳橋岩戸神楽 (柳橋永代太々神楽)より
古河市柳橋(旧猿島郡総和町) 愛宕神社
第二座 五行の舞
中央に黄色い幣束がおかれている。
そこに素面で、青、赤、白、黒の幣束をもち、右手に鈴の四人の舞手が現われる。
青は東、赤は南、白は西、黒は北の方角を、中央の黄色は土の神を表す。
また、天地創世に必要な五元素を意味するともいわれ、黄の幣束の周りを舞うことは、国を堅固にすうるための舞であるといわれる。
第三座 那岐那美(なぎなみ)の舞
伊邪那岐命(いざなぎのみこと)と伊邪那美命(いざなみのみこと)の二神が榊と鈴を持ち、中央と四方で右廻りや左廻りの舞を舞う。
神々を生み出したとされているこの二神の喜びを表したもので、子孫繁栄あるいは開運を祈る舞である。
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