03月:第1回子ども民俗芸能交流会 常盤津「将門」
第1回子ども民俗芸能交流会 文化を受け継ぐ・伝統を育むこころ
開催日:平成20年3月16日(日)午前10時50分から午後3時(昼休み無し)
会 場:大和ふれあいセンター(シトラス)ホール
桜川市羽田989-1
西塩子回り舞台保存会 常磐津教室 演目は「将門(まさかど)」
常陸大宮市の回り舞台は、丸太と青竹を縄で結わえて組み立てられた巨大なドーム型の回り舞台で、日本最古の組立式の農村歌舞伎舞台です。
平成9年、江戸時代後期の道具を使い、半世紀ぶりに組み立てられました。
それを機会に、地元で歌舞伎の公演に取り組み、子どもたちも「子宝三番叟」「白浪五人男」、常磐津「将門」などの歌舞伎を披露しています。
(西塩子回り舞台は茨城県の 有形民俗文化財に指定されている。)
常陸大宮市 西塩子回り舞台保存会・常盤津教室の子どもたちが「将門」を見事に演じきりました。拍手喝采です。
常磐津「将門」
本名題を「忍夜恋曲者(しのびよるこいはくせもの)」といい、常盤津の代表曲の一つ。
平将門滅亡の後その娘、滝夜叉姫(たきやしゃひめ)は、ガマの妖術を使ってお家の再興を図ろうとします。
平将門の残党討伐に下総まで下ってきた大宅太郎光圀(おおや たろう みつくに)を、将門の遺児滝夜叉姫(たきやしゃひめ)がガマの妖術と色香をもってたぶらかし、味方に引き入れようとするが見破られてしまうという筋書きで、壮大な怪奇美にあふれた舞踊劇です。
この曲は浄瑠璃も踊りも最高傑作とされる曲であり、栃木県烏山の山あげ祭りには数多く演じられています。
03月:第一回子ども民俗芸能交流会 「西塩子回り舞台・将門」08写真帖をご覧ください。
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