雛まつり・上巳(じょうし)の節供
旧暦3月の一番初めの巳(み)の日(上巳)に、人々が水辺に出て禊ぎ(みそぎ)を行うという風習があったことに由来する儀式で、この日、川のほとりでは「曲水の宴」が催されました。
この風習は五世紀頃には中国から日本に伝わっていたようです。
もともと日本には、季節の変わり目に水で禊ぎをし、穢れ(けがれ)を移した形代(かたしろ・・人をかたどったお札)を川へ流すという風習(後の「流しびな」が古くからありました。
これが平安時代以降の女の子の「人形遊び(幼女が小さな人形であそぶ)」と結びついたのが雛まつりの始まりと言われています。
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