01月:茅根町鳥追い小屋(茨城県常陸太田市)
日時:2008年1月19日(土)午後5:00~6:45(平成20年)
場所:常陸太田市茅根町のたんぼ
昔懐かしい鳥追い小屋で親子のふれあいを。
伝統行事を体験することにより、子供たちの思いでづくり、地域住民の交流を目指して、途絶えていた小正月の行事を復活させて14回目の鳥追いが行われました。
1週間前に地域の大人が3っつの鳥追い小屋を設営、材料は篠竹、カヤなど。
19日朝から親子が協力して餅つきや繭玉つくりを体験し、
午後5時から実行委員長、町内会長、大久保市長の挨拶で行事が始まり、小屋の中は子供たちのおしゃべりで賑やかになりました。
「鳥追い祭り」な東北地方や関東地方ふ古くから伝わる正月行事で、茨城県内では「ワーホイ」「どんど焼き」とも呼んでいる地域があります。
「鳥追い祭り」はカヤで小屋を造ることからその呼び名になったものと思われます。
「どんど焼き」「ワーホイ」は小屋を作らず、カヤを積み上げて燃やし、長い竹竿の先に餅をつけて焼きます。
午後6時半子供たちも遊びに着かれた頃、鳥追い小屋に点火されます。
風向きを見て、南側から順に火が付けられました。
カヤと篠竹で作られた小屋は瞬く間に燃え上がり、篠竹が破裂するパチパチという音が闇をつんざきます。
鳥も虫も驚いて退散するほどの爆音であります。
鳥追い小屋が燃え尽きる頃、終わりの会。
子どもたちから父兄へのお礼「鳥追い小屋を作ってくれてありがとう、たのしかったです。」
お土産のお菓子と、繭玉をもらって家路に。
詳細データは写真帖をご覧ください。
01月:茅根町鳥追い小屋08写真帖
繭玉マユダマ
マユダマ(繭玉)は、なまってメーダマともいう。
マユダマを飾る木は、一般にはナラやクヌギ、ミズノキが多く用いられる。
当日の朝、または前日に山へ行って採ってくるが、6日の山入りの日に採ってくる家が多い。
マユダマは紅白の餅で作られるが、食紅のない時は、小豆餅で飾られていた。
形は、直径2センチから2.5センチくらいの餅、短冊形の餅、ねじったもの、繭型のものなど家によっていろいろのものが飾られる。
飾り方は家により異なるが一般には土間に臼を置き飾る。
また床の間、オカマ様、天神様には小さなマイダマを飾った。
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