09月:葛城流からくり綱火(茨城県つくばみらい市)
祭り名:葛城流(かつらぎりゅう)からくり綱火
:一言主神社花火祭・・大塚戸の綱火
神社名;一言主(ひとことぬし)神社
(茨城県指定無形民俗文化財)
場 所 :茨城県常総市大塚戸町(旧水海道市)
開催日 :平成18年9月13日(水)午後6:30~9:00
(雨模様ながら実施)」
取材日 :平成18年9月13日(水)
☆祭の見所☆
からくり人形と仕掛け花火が大仕掛けでダイナミックな動きが楽しめます。日本では茨城県にしかないめずらしい祭りです。
☆祭の由来☆
万治2年(1659)大塚戸村向山坪に三峯神社が創建された時、集落の人々によって奉納されたのが始まりと言われています。
☆祭の内容☆
午後6:30~7:00:練り込み
午後7:00~7:30:御神楽
午後8:00~9:00:綱火(三番叟、大万灯と虫キング、鯉の滝登り)
☆大万灯(だいまんどう)と虫キング☆見物です。
美しい青、白、赤の花火が中央から傘の周辺へ燃え広がり、白色の大きな傘が夜空に輝きます。
やがて傘のてっぺんから虫キング(カブトムシ)が飛び出し、火花を吹きながら飛び回ります。
子供達への贈り物です。
☆鯉の滝登り☆見物です。
物語は中国の故事「登竜門」からの脚色です。
「一匹の鯉が黄河を登って行き激しく流れ落ちる滝を登っては落ちを繰り返すこと何度か。
ついには黄河の水脈(登竜門)に達したとき、鯉は我が身を竜に変えて滝を登り切ります。」この場面が綱火で再現されています。
鯉と竜がダイナミックに躍動します。
☆他の芸題☆
「安珍と清姫」「那須の与一」「須佐之男の命 八岐大蛇退治」など67種あります。
毎年、その中より一つ選び実施されます。
すべて見るにしても67年かかることになります。
取材履歴 :平成18年9月13日(水) 平成15年9月13日
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