07月:鷲子祇園祭り(茨城県常陸大宮市)
祭り名:鷲子(とりのこ)祇園祭り 神社名;鷲子山上神社
場 所 :茨城県常陸大宮市鷲子地区(旧美和村)
開催日 :平成18年7月16日(日)
(4年に一度、次回は平成22年(2010年))
☆祭の見所☆
江戸時代の名匠によって彫られた花鳥風月などに鮮やかな彩色が施された鷲子彫りの屋台や山車が見事です。
☆祭の由来☆
平安時代に、疫病の流行は悪霊の仕業と見なす御霊信仰が盛んになり、祇園の八坂神社などで行われたに ぎやかな祭礼形態が伝わったのが起こりとされています。
☆祭の現状☆
鷲子山上神社の氏子は栃木、茨城両県にまたがっていますが、夏の例祭は茨城県の鷲子地区だけの祭として行われています。30年前頃からは、高齢化や担ぎ手不足で四年に一度開催されています。東京に出ている人や、友人知人もボランティアとして祭に参加します。同地区の鳥居土、花輪、宿、袋木、仲島、下郷の六組が交代で担当します。
☆祭の当日☆
午前08:00 出社式:鷲子山上神社拝殿にて神事ののち御神体を神輿に移す。
午前10:00 鳥居土組御仮屋へ各組山車が集合し、以降行列にて各組を巡行する。
午後07:00 下郷祭場へ引付け(入場)
午後08:00 あいさつの後、美和太鼓演奏、水戸藩YOSAKOI連披露、ぶんぬきなど余興
午後09:50 神輿退場
午後10:00 各組山車退場
午後10:30 入社式;鷲子山上神社にて。
☆祭の見学☆
全行程を見るのは非常にシンドイと思います。朝8:00から14時間、行列の距離6kmは過酷です。山車集合場所には車で移動し、途中は省略、夜のブンヌキは見ものです。食事は下郷地区の道の駅やコンビニで用意すると良いでしょう。
☆撮影ポイント☆
山車が暴れる様子を撮る、あるいは、夕闇の頃山車の提灯が回転するので、その光跡を表現するとおもしろいと思います。
取材履歴;平成18年7月16日(日) 平成14年7月20日(日)
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